道と札幌市などは6日、新型コロナウイルスの感染者を新たに8129人確認し、53人が死亡したと発表した。1日当たりの死者数は11月29日の58人に次ぎ、過去2番目の多さ。日別の新規感染者数は前週の同じ曜日を5日連続で下回ったが、6日ぶりに8000人を超えた。道内の感染者は延べ110万5071人となり、110万人を超えた。
死亡したのは、道発表の居住地非公表の21人(70代男性2人、80代男女8人、90代女性6人、年代・性別非公表5人)と札幌市の27人(60代男女2人、70代男女6人、80代男女8人、90代男女11人)、函館市の3人(共に年代・性別非公表)、旭川市の2人(70代男性、90歳以上女性)。道内の死者は累計で3476人となった。
道は4486人の感染を確認。管内別の感染者(医療機関所在地別)の内訳は、胆振575人のほか、十勝623人、石狩489人、空知454人、オホーツク392人、釧路284人、上川179人、渡島156人、後志146人、宗谷145人、日高120人、根室64人、桧山50人、留萌29人。軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは780人だった。
札幌市は2744人、旭川市は453人、函館市は285人、小樽市は161人の感染を確認した。新たなクラスター(感染者集団)は胆振管内の障害者施設など32件発生した。
6日現在の重症は前日から2人増の12人。入院患者の病床利用数は前日から17床増の1322床となり、病床使用率は57・9%に上昇した。