道と札幌市などは14日、新型コロナウイルスの感染者を新たに4161人確認し、18人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は7日ぶりに5000人を下回ったが、前週の同じ曜日を10日連続で上回った。道内の感染者は延べ93万3605人となった。
死亡したのは、道発表の居住地非公表の12人(70代男女4人、80代男性、90代男女4人、100歳代女性2人、年代・性別非公表)と札幌市の3人(70代男性、90代女性2人)、小樽市の1人(性別非公表の80代)、函館市の1人(年代・性別非公表)、旭川市の1人(年代・性別非公表)。道内の死者は累計で2904人となった。
道は1586人の感染を確認。管内別の感染者(医療機関所在地別)の内訳は、胆振管内251人のほか、石狩管内179人、オホーツク管内143人、十勝管内52人、釧路管内50人、空知管内28人、根室管内27人、上川管内21人、桧山管内17人、留萌管内15人、宗谷管内9人、日高管内4人、渡島管内3人。この他、軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは787人だった。
札幌市は2099人、函館市は212人、旭川市は206人、小樽市は58人の感染を確認した。
新たなクラスター(感染者集団)は▽胆振管内の高齢者施設(13人感染)▽日高管内の高齢者施設(13人感染)▽札幌市の有料老人ホーム(14人感染)―など21件発生した。
14日現在の重症は前日から1人増の6人。入院患者の病床利用数は前日から7床増の1054床となり、病床使用率は46・1%に上昇した。