道内8457人感染 胆振581人 高水準続く

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  • 2022年11月11日

  道と札幌市などは10日、新型コロナウイルスの感染者を新たに8457人確認し、17人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は3日ぶりに9000人を下回ったが、前週の同じ曜日を6日連続で上回り、高水準の感染レベルが続いている。道内の感染者は延べ90万6943人となり、90万人を超えた。

   死亡したのは、道発表の居住地非公表の9人(70代男女2人、80代男女2人、90代男性、100歳代男性、年代・性別非公表3人)と札幌市の6人(70代男性、80代男女2人、90代男女3人)、函館市の1人(年代・性別非公表)、小樽市の1人(性別非公表の90代)。道内の死者は累計で2853人となった。

   道は4048人の感染を確認。管内別の感染者(医療機関所在地別)の内訳は、胆振管内581人のほか、石狩管内671人、十勝管内446人、オホーツク管内425人、空知管内271人、釧路管内238人、上川管内148人、渡島管内122人、後志管内100人、根室管内74人、日高、留萌両管内各50人、宗谷管内43人、桧山管内36人。軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは793人だった。

   札幌市は3334人、旭川市は555人、函館市は366人、小樽市は154人の感染を確認した。

   新たなクラスター(感染者集団)は日高管内の医療機関や札幌市の有料老人ホームなど28件発生した。

   10日現在の重症は前日から1人減の6人。入院患者の病床利用数は前日から34床増の971床となり、病床使用率は42%に上昇した。

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