ニュースパーク

  • ニュース, 夕刊時評
  • 2022年11月10日

 私用で上京する機会があり、かねて見学したかった横浜市の日本新聞博物館(ニュースパーク)に立ち寄った。本紙も加盟する日本新聞協会が2000年に開設した。横浜スタジアムの近くにある。

 新聞離れ、活字離れが言われて久しい。業界は厳しい現実に直面している。打開策の見えない中での一つの形がニュースパークでもある。情報通信技術が高度化し、ネット上を含めて真偽のあやふやな膨大な量の情報があふれる現代。確かな情報を届けるために日々努めている新聞作りや情報について作り手、送り手の目線から、来場者が楽しみながら理解できるよう紹介していた。コラム子は、加盟社約100紙の1面が掲示された記念撮影スペースの「苫小牧民報」の横で写真を撮り、記念のマイ新聞を作ってもらった。

 館内では戦中・戦後の新聞の歴史や新聞作りの仕組みなどを紹介した常設展示、時事的なミニ展示のほか、「海からのメッセージ―海洋環境と報道」と題した企画展が行われていた。海の異変を提起する記事や展示で構成している。その中で岩手日報社の連載「サケの乱―帰ってこない優等生」が特に印象に残った。水揚げの激減している魚種は本道にも多々ある。温暖化と酸性化、マイクロプラスチック、富栄養化…。生物と環境に変化を促す要因は複合的だ。

 秀逸な報道に刺激される。地域の「今」にあるメッセージを文字にして読者に伝えているのか、作り手として省みる。(司)

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