東胆振の感染症指定医療機関苫小牧市立病院は9日、同一の一般病棟の入院患者6人と職員10人の計16人が新型コロナウイルスに感染し、8日から当該病棟の新規入院を停止したと発表した。コロナ患者や2次救急の受け入れ、周産期医療は続けている。
同院によると、10月28日から11月8日までに職員、患者計16人のコロナ陽性が判明した。患者は当該病棟から動かさず、接触した可能性があった職員や患者らを院内検査するなど、感染拡大の抑え込みを図っているという。
7日に道が道央圏の医療提供体制フェーズ(局面)を「1」から「2」に再引き上げし、同院もコロナ病床を13床から24床に再拡大したばかり。同院は「今後もコロナ感染対策にマンパワーを振り分け、通常診療などとバランスを取りながら対応を決めていく」としている。