道と札幌市などは3日、新型コロナウイルスの感染者を新たに7257人確認し、5人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は3日連続で7000人を超え、前週の同じ曜日を14日連続で上回った。道内の感染者は延べ85万9679人となった。
死亡したのは、道発表の居住地非公表の5人(70代男女2人、80代男性、90代男性、年代・性別非公表)。道内の死者は累計で2763人となった。
道は3581人の感染を確認。管内別の感染者(医療機関所在地別)の内訳は、胆振管内396人のほか、石狩管内463人、オホーツク管内459人、十勝管内365人、空知管内322人、釧路管内228人、上川管内200人、渡島管内133人、後志管内110人、根室管内72人、宗谷管内55人、桧山管内51人、日高管内46人、留萌管内40人。この他、軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは641人だった。
札幌市は2724人、旭川市は497人、函館市は264人、小樽市は191人の感染を確認した。
新たなクラスター(感染者集団)は、胆振管内の高齢者施設3件など計16件発生した。
3日現在の重症は7人。入院患者の病床利用数は前日から25床増の784床となり、病床使用率は34・0%に上昇した。