道と札幌市などは2日、新型コロナウイルスの感染者を新たに7895人確認し、13人が死亡したと発表した。日別の新規感染者は2日連続で7000人を超え、8月の19日(8632人)と18日(8315人)に次いで、過去3番目の多さとなった。前週の同じ曜日も13日連続で上回った。道内の感染者は延べ85万2434人となり、85万人を超えた。
死亡したのは、道発表の居住地非公表の6人(70代男性、80代男性3人、90代男性2人)と札幌市の6人(70代女性、80代女性、90代男女4人)、旭川市の1人(90歳以上女性)。道内の死者は累計で2758人となった。
道は3879人の感染を確認。管内別の感染者(医療機関所在地別)の内訳は、胆振管内390人のほか、石狩管内626人、オホーツク管内502人、十勝管内431人、空知管内309人、上川管内233人、釧路管内227人、渡島管内141人、後志管内110人、根室管内84人、日高管内57人、留萌管内43人、宗谷管内40人、桧山管内36人。この他、軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは650人だった。
札幌市は2938人、旭川市は555人、函館市は364人、小樽市は159人の感染を確認した。
新たなクラスター(感染者集団)は胆振管内の障害者施設(5人感染)、旭川市の旭川厚生病院(12人感染)など21件発生した。
2日現在の重症は7人。入院患者の病床利用数は前日から32床増の759床となり、病床使用率は32・9%に上昇した。