道と札幌市などは28日、新型コロナウイルスの感染者を新たに4518人確認し、7人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は前週の同じ曜日を8日連続で上回った。道内の感染者は延べ82万5782人となった。
死亡したのは、道発表の居住地非公表の3人(80代男性2人、年代・性別非公表)と札幌市の2人(80代男性、90代女性)、旭川市の2人(70代女性、90歳以上男性)。道内の死者は累計で2716人となった。
道は2225人の感染を確認。管内別の感染者(医療機関所在地別)の内訳は、胆振管内198人のほか、石狩管内328人、オホーツク管内267人、十勝管内222人、空知管内197人、釧路管内141人、上川管内138人、後志管内91人、宗谷管内74人、日高管内52人、渡島管内51人、根室管内42人、桧山管内19人、留萌管内8人。この他、軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは397人だった。
札幌市は1662人、旭川市は405人、函館市は122人、小樽市は104人の感染を確認した。
新たなクラスター(感染者集団)は、胆振管内の医療機関3カ所(それぞれ77人、24人、6人感染)など21件発生した。
28日現在の重症は前日から1人増えて4人。入院患者の病床利用数は前日から42床増の662床となり、病床使用率は28・7%に上昇した。