道と札幌市などは24日、新型コロナウイルスの感染者を新たに1582人確認したと発表した。日別の新規感染者数は4日連続で前週の同じ曜日を上回った。道内の感染者は延べ80万5550人となった。
死亡の確認は今月2日以来、22日ぶりでゼロだった。道内の死者の累計は2692人。
道は730人の感染を確認。管内別の感染者(医療機関所在地別)の内訳は、胆振管内104人のほか、石狩管内62人、オホーツク管内53人、十勝管内52人、釧路管内51人、空知管内42人、渡島管内33人、上川管内15人、根室管内14人、宗谷管内12人、日高管内4人、留萌管内3人。この他、軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは285人だった。
札幌市は660人、旭川市は98人、函館市は71人、小樽市は23人の感染を確認した。
新たなクラスター(感染者集団)は胆振管内の高齢者施設(6人感染)と別の高齢者施設(5人感染)、札幌市の障害福祉サービス事業所(8人感染)など6件発生した。
24日現在の重症は2人。入院患者の病床利用数は前日から2床増の510床となり、病床使用率は22・1%に上昇した。