道と札幌市などは19日、新型コロナウイルスの感染者を新たに3912人確認し、9人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は2日連続で3000人を超えたが、前週の同じ曜日(4023人)を8日ぶりに下回った。道内の感染者は延べ79万1476人となった。
死亡したのは、道発表の居住地非公表の4人(80代男性、90代男女3人)と札幌市の5人(70代男性3人、80代男性、90代男性)。道内の死者は累計で2672人となった。
道は2017人の感染を確認。管内別の感染者(医療機関所在地別)の内訳は、胆振管内183人のほか、石狩管内328人、十勝管内242人、オホーツク管内235人、空知管内172人、釧路管内164人、上川管内121人、後志管内90人、宗谷管内79人、渡島、根室両管内各38人、留萌管内33人、日高管内22人、桧山管内4人。この他、軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは268人だった。
札幌市は1235人、旭川市は435人、小樽市は114人、函館市は111人の感染を確認したクラスター(感染者集団)は後志管内の高齢者施設など11件発生した。
19日現在の重症は1人。入院患者の病床利用数は前日から6床減の462床となり、病床使用率は20・0%に下降した。