民間調査会社のブランド総合研究所(東京)は8日、2022年版「都道府県の魅力度ランキング」を発表した。1位は北海道で14年連続。2位京都府、3位沖縄県と続いた。最下位は佐賀県で、21年調査で最下位の茨城県と順位が入れ替わった。佐賀が47位になるのは初めて。
調査は今年6月下旬~7月上旬、インターネットで20~70代を対象にアンケートを実施。約3万5000人から回答を得た。都道府県に対する魅力度を5段階評価で尋ね、点数化した。
茨城県は、20年に8年ぶりに最下位を脱出後、21年に再び最下位となったが、今回は46位だった。
今回の調査では、和歌山県が21年の32位から26位にアップ。同研究所の田中章雄社長は、コロナ禍で観光や休暇を楽しみながら仕事をする「ワーケーション」への関心が高まり、ワーケーションが盛んな同県が注目されたことを背景の一つに挙げる。