道と札幌市などは26日、新型コロナウイルスの感染者を新たに2383人確認し、2人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は2日ぶりに2000人を超え、前週の同じ曜日を3日ぶりに上回った。うち1206人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ73万7958人となった。

　死亡したのは、道発表の居住地非公表の1人（100歳代女性）と旭川市の1人（80代男性）。道内の死者は累計で2575人となった。

　道は1078人の感染を確認。内訳は胆振管内171人、石狩管内170人、オホーツク管内167人、釧路管内124人、十勝管内93人、空知管内86人、後志管内77人、上川管内48人、根室管内44人、日高管内33人、渡島管内23人、宗谷管内18人、道外15人、留萌管内6人、桧山管内3人。

　札幌市は1150人、旭川市は74人、函館市は59人、小樽市は22人の感染を確認した。

　クラスターは室蘭市の特別養護老人ホーム、札幌市の有料老人ホーム、十勝管内の医療機関など計8件発生した。

　道内で治療を終えて回復したのは71万7238人。26日現在の患者数は1万8145人で、重症は2人。25日時点の入院患者の病床利用数は前日から4床減の546床となり、病床使用率は24・2％に下降した。