公明党の山口那津男代表(70)は15日告示の党代表選に立候補する意向を固めた。13日の記者会見で明らかにする方向だ。他に出馬の動きはなく、25日の党大会で正式に8選が承認される見通し。
当初は山口氏が退任して石井啓一幹事長(64)に交代するとみられていたが、今夏の参院選が振るわなかったことから、来春の統一地方選をにらみ実績のある山口氏の続投論が浮上していた。
山口氏は、自民党とともに野党に転落した2009年、落選した太田昭宏氏の後継として代表に就任。在任期間は1998年の党再結成以降で最長の13年に及ぶ。