政府、入国上限撤廃へ調整 来月視野、個人旅行解禁も

  • ニュース, 国内・海外
  • 2022年9月13日
首相官邸に入る岸田文雄首相=12日、東京・永田町

 政府は、新型コロナウイルスの水際対策をめぐり、入国者上限の撤廃や個人旅行の解禁に向け、調整を本格化させる。インバウンド(訪日客)需要を取り込み、低迷が続く日本経済の再生につなげるのが狙い。国内外の感染状況を見極め、早ければ10月からの実施も視野に入れる。

 木原誠二官房副長官は11日のフジテレビ番組で「円安だからインバウンドが最も(経済に)効く。世界が交流を再開しており、後れを取ってはいけない」と指摘。入国者上限撤廃や個人旅行解禁に加え、ビザ(査証)免除にも触れ、「一体的に見直す。そう遠からずやる」と強調した。

 政府は、海外からの団体ツアー客の受け入れを6月から再開。ビジネス客や留学生と合わせ、上限を1日2万人に設定した。

 日本政府観光局(JNTO)の推計によると、今年7月の訪日客は14万4500人で、新型コロナ感染拡大前の2019年7月の5%に満たない。今月7日から上限を1日5万人に引き上げたが、観光業界を中心に一層の緩和を求める声が強い。

 岸田文雄首相も、水際対策を「G7(先進7カ国)並み」に緩和する方針を繰り返し強調。外務省によると、入国者上限の設定やビザ免除措置の停止は、G7で日本だけという。同省幹部は「さらなる緩和を進める方向は間違いない」と語った。

 ただ、往来の増加は感染拡大のリスクをはらむ。今冬の「第8波」到来も懸念される中、松野博一官房長官は12日の記者会見で「水際対策と社会経済活動のバランスを取りながら緩和を進める」と述べるにとどめた。

こんな記事も読まれています

    •          苫小牧民報創刊75周年記念講演             豊丘村制施行70周年記念講演 入場無料 三國清三シェフ 「70歳からの挑戦」   講師 三國 清三 氏 日時 6月7日(土) 令和7年 開演15時

    • 2025年7月22日
  • テストフリー広告

       苫小牧民報社創刊75周年記念講演会 入場無料  【講師】アルピニスト 野口 健氏  【演題】富士山から日本を変える  ~山から学んだ環境問題~  日時・会場・申込・問合せブロック  2025年(令和7年)8月9日(土)

    • 2025年7月18日PR
    テストフリー広告
  • テストフリー広告

       <!DOCTYPE html>  <html lang=”ja”>  <head>  <meta charset=”UTF-8″

    • 2025年7月18日PR
  • TEST
    • 2025年7月15日
  • TEST
    • 2025年6月26日
ニュースカレンダー

紙面ビューアー