HOJOフェス 14 町民の心が一つに 被災の悲しみから笑顔

  • むかわ町から未来へ PR大使がまちを行く, 特集
  • 2022年8月13日
イベント終了後、防災カーの前で記念撮影

  「海の日」の7月18日、むかわ町民の有志と共につくる「むかわ町防災連携委員会」として、法城寺(大原)で、まちおこしイベント「HOJOフェス」を開催させていただきました。

   このイベントは「被災の悲しみから少しでも笑顔に」との思いで企画しました。昨年から町のPR大使を務める中で、町民と意見交換し、「防災を強化しなければならない」という声がありました。そこで行政と連携し、「防災の町」として全国の模範となるような町に育てていくお手伝いをしていきたいと思いを抱くようになりました。

   そして胆振東部地震が発生した9月6日をみんなで思い出し防災について改めて知ること、さらにコロナ禍になって失われていた笑顔を取り戻してもらうことを目的に活動する委員会を、法城寺の舛田那由他住職、正木良富馨さんらと協力して立ち上げることにしました。

   今回のイベントでは町の後援が得られ、竹中喜之町長からはごあいさつをいただきました。近隣からは応援のキッチンカーが多数駆け付けてくれました。また「子どもたちに分かりやすく、楽しく防災を学んでもらいたい」と北海道出身のお笑いコンビ「アップダウン」の竹森巧さん、阿部浩貴さんのお二人が、楽しい話を披露しながら司会者の進行を手伝ってくださり、会場には笑い声が響きました。

   天気予報は雨でしたが、お昼前にはからっと晴れ、お天気にも恵まれたことから、境内には続々と人が集まり、にぎわいを見せました。趣旨にご賛同いただき、町の皆さんの心が一つになった日となりました。ご支援や協賛していただいた関係者の方々に、感謝とお礼を申し上げます。

  (金野英津子)

  =第2、第4土曜日掲載=

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