道と札幌市などは24日、新型コロナウイルスの感染者を新たに4072人確認し、2人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は3日連続で4000人を超え、前週の同じ曜日を23日連続で上回り、感染拡大の「第7波」が続いている。このうち2212人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ42万850人となり、42万人を超えた。道内の18～24日の1週間の新規感染者数は計2万1897人となり、前週（11～17日、計9962人）に比べ2・19倍と急拡大している。

　死亡したのは、道発表の居住地非公表の2人（60代男性と80代女性）。道内の死者は累計で2115人となった。

　道は1452人の感染を確認。内訳は胆振管内137人のほか、石狩管内308人、十勝管内281人、オホーツク管内165人、釧路管内135人、空知管内101人、渡島管内83人、後志管内48人、上川管内43人、根室管内38人、日高管内28人、宗谷管内27人、道外26人、桧山管内17人、留萌管内15人。

　▽胆振管内の障害者支援施設（職員ら12人感染）▽空知管内の高齢者施設（入所者ら29人感染）▽石狩管内の介護老人福祉施設（入所者ら5人感染）―で、新たなクラスター（感染者集団）が発生した。

　札幌市は2126人、函館市は254人、旭川市は181人、小樽市は59人の感染を確認した。

　道内で治療を終えて回復したのは39万3045人。24日現在の患者数は前日から2532人増の2万5690人となり、重症は4人。23日時点の入院患者の病床利用数は前日から36床増の381床となり、病床使用率は17・1％に上昇した。

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　道と札幌市などは23日、新型コロナウイルスの感染者を新たに4636人確認し、3人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は2日連続で過去最多を更新した。

　このうち2537人の感染経路が不明。死亡したのは、道発表の居住地非公表の2人（共に70代男性）と函館市の1人（年代・性別非公表）。

　道は1868人の感染を確認。内訳は胆振管内231人のほか、石狩管内409人、十勝管内334人、釧路管内154人、空知管内150人、オホーツク管内146人、渡島管内94人、上川管内72人、根室管内65人、後志管内61人、道外38人、日高、宗谷両管内各30人、桧山管内29人、留萌管内25人。

　札幌市は2188人、函館市は282人、旭川市は212人、小樽市は86人の感染を確認した。

　クラスターは▽空知管内の医療機関（患者ら6人感染）▽石狩管内のグループホーム（入居者ら7人感染）▽桧山管内の高齢者施設（入居者ら7人感染）▽北見市のグループホーム（職員ら8人感染）▽札幌市の社会福祉法人（利用者14人感染）▽函館市の函館新都市病院（10人感染）―など計14件発生した。