道と札幌市などは1日、新型コロナウイルスの感染者を新たに641人確認したと発表した。日別の新規感染者数は3日連続で500人を上回ったが、前週の同じ曜日を48日連続で下回った。このうち334人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ38万2401人となった。
死亡の確認は2日連続でなかった。道内の死者は累計で2096人。
道は320人の感染を確認。内訳は胆振管内27人のほか、石狩管内125人、オホーツク管内45人、十勝管内28人、日高管内23人、上川管内20人、空知管内17人、宗谷管内9人、渡島管内8人、後志、釧路両管内5人、根室管内4人、道外2人、桧山、留萌両管内各1人。日高管内の医療機関(職員ら5人感染)と北見市の有料老人ホーム(入居者ら10人感染)で、新たなクラスター(感染者集団)が発生した。
札幌市は260人の感染を確認。オミクロン株派生型の「BA.5」に、市内で初めて2人が感染したと発表した。道内での感染確認は計4人となった。
旭川市は38人、函館市は12人、小樽市は11人の感染を確認した。
道内で治療を終えて回復したのは37万5040人。1日現在の患者数は5265人で、重症は2人。6月30日時点の入院患者の病床利用数は前日から17床減の147床となり、病床使用率は6・6%に下降した。