道と札幌市などは19日、新型コロナウイルスの感染者を新たに703人確認したと発表した。日別の新規感染者数は11日連続で1000人を下回り、前週の同じ曜日を36日連続で下回った。このうち341人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ37万5473人となった。

　死亡の確認は5日ぶりになかった。道内の死者は累計で2088人。

　道は265人の感染を確認。内訳は胆振管内50人のほか、石狩管内56人、十勝管内54人、オホーツク管内28人、釧路管内23人、渡島、後志両管内各10人、桧山管内9人、上川管内8人、空知、日高、留萌3管内各4人、根室管内と道外各2人、宗谷管内1人。

　札幌市は348人、旭川市は55人、函館市は28人、小樽市は7人の感染を確認した。

　道内で治療を終えて回復したのは36万5919人。19日現在の患者数は7466人となり、重症は2人。18日時点の入院患者の病床利用数は前日から9床減の206床となり、病床使用率は9・3％に下降した。◇

　道などは18日、新型コロナウイルスの感染者を新たに692人確認し、5人が死亡したと発表した。

　このうち294人の感染経路が不明。死亡したのは、道発表の居住地非公表の2人（共に年代・性別非公表）と函館市の2人（共に年代・性別非公表）、札幌市の1人（90代男性）。

　道は292人の感染を確認。内訳は胆振管内51人のほか、オホーツク管内53人、十勝管内41人、石狩管内35人、渡島管内23人、上川管内18人、桧山、釧路両管内各14人、空知管内10人、留萌管内8人、日高、後志両管内各7人、道外6人、宗谷管内3人、根室管内2人。

　札幌市は313人の感染を確認。市内の障害福祉サービス事業所で、新たなクラスター（感染者集団）が発生した。

　旭川市は52人、函館市は30人、小樽市は5人の感染を確認した。