道と札幌市などは17日、新型コロナウイルスの感染者を新たに795人確認し、1人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は9日連続で1000人を割り、前週の同じ曜日を34日連続で下回った。このうち359人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ37万4078人となった。

　死亡したのは、札幌市の1人（80代男性）。道内の死者は累計で2083人となった。

　道は362人の感染を確認。内訳は胆振管内54人のほか、十勝管内73人、石狩管内60人、オホーツク管内44人、釧路管内26人、上川管内23人、渡島管内21人、空知管内17人、後志管内15人、宗谷管内9人、日高管内6人、根室管内5人、桧山、留萌両管内各4人、道外1人。

　上川管内の特別養護老人ホーム、十勝管内の医療機関で、新たなクラスター（感染者集団）が発生した。

　旭川市は45人の感染を確認。認知症対応型共同生活介護事業所でクラスターとなった。札幌市は350人、函館市は34人、小樽市は4人の感染を確認した。

　道内で治療を終えて回復したのは36万3846人。17日現在の患者数は8149人となり、重症は1人。16日時点の入院患者の病床利用数は前日と同数の221床で、病床使用率は10・0％となっている。