白老町は行楽シーズンに向け、アイヌ文化発信拠点・民族共生象徴空間(ウポポイ)のPRと来訪者を歓迎するフラッグ(旗)を製作し、町中心部の大町商店街通りの街路灯に約40枚掲げた。
フラッグは2019年度からアイヌ施策推進交付金を活用して設置していたが、劣化のため21年度事業でリニューアルした。
ホームベース型(縦60センチ、横40センチ)の遮光スエード製。ウポポイのロゴマークとキャラクター「トゥレッポん」をあしらった明るい色調で「町を訪れる人たちへのおもてなしの意味を込めた」(町アイヌ政策推進室)という。
町は21年度、雨風に強い素材を使った看板(縦2・6メートル、横5・5メートル、高さ3・5メートル)も製作。同年末までに旧社台小前、虎杖浜公民館近くの国道36号上り線、高砂町の旧消防庁舎向かいの計3カ所に設置した。