道と札幌市などは28日、新型コロナウイルスの感染者を新たに3159人確認し、2人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数が3000人を上回るのは2日連続で、前週の同じ曜日を11日連続で上回った。このうち1831人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ28万8111人となった。
死亡を確認したのは、札幌市の2人(80代男女)。道内の死者は累計で1993人となった。
道は1395人の感染を確認。内訳は胆振管内203人のほか、石狩管内296人、十勝管内264人、オホーツク管内144人、空知管内119人、釧路管内100人、渡島管内66人、後志管内60人、上川管内53人、日高管内39人、根室管内21人、桧山管内14人、道外8人、宗谷管内5人、留萌管内3人。
北斗市のグループホームと江別市の介護老人福祉施設「夢あかり」で、新たなクラスター(感染者集団)が発生した。
札幌市は1291人、旭川市は318人、函館市は96人、小樽市は59人の感染を確認した。
道内で治療を終えて回復したのは26万1432人。28日現在の患者数は2万4686人となり、重症は前日から1人増えて8人。27日時点の入院患者の病床利用数は前日から18床増の355床となり、病床使用率は16・5%に上昇した。