レッドイーグルス北海道は、小学生向けのアイスホッケー教室「魁!城野塾」を開講している。前身の王子イーグルス時代に監督を務めた城野正樹チーフマネジャーが全道に出向き、イーグルスの選手を交えながらアイスホッケーの楽しさを伝えている。
現在は札幌近郊での開催がメイン。練習内容は撮影可能で、子どもたちの個人練習でも活用されているという。チームの担当者は「受講した選手が各自で練習できるようなプログラムを提供している」と話す。
教室はチーム紹介と選手のPRも兼ねており、試合観戦に来た際により楽しめるきっかけづくりにも一役買っている。さらにはキッズ世代の考え方や競技への取り組み方を学ぶことで、「今後の教室展開に生かせる」(担当者)狙いもある。
14日には札幌市で北海道バーバリアンズIHCに向けて開講。DF佐々木一正、FW百目木政人、FW久慈修平が参加し、子どもたちにパスなどのプロの技術を教えた。
参加した煤孫悠太君(11)は「プロ選手の説明が分かりやすく、普段やらない練習もできるようになった。この経験を練習や大会に生かしたい」と話していた。
今後は全国での開催やアカデミー化も視野に入れており、大人向けの開講も検討していく。
「魁!城野塾」は参加チームを募集している。問い合わせは同チーム 電話0143(38)8880。