道と札幌市などは21日、新型コロナウイルスの感染者を新たに3132人確認し、3人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数が3000人を上回るのは2日連続で、前週の同じ曜日を4日連続で上回った。このうち2121人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ26万9532人(実人数26万7480人)となった。
死亡を確認したのは、道が居住地非公表の1人(80代男性)、札幌市が2人(80代男女)。道内の死者は累計1978人となった。
道は1279人の感染を確認。内訳は胆振管内194人のほか、石狩管内317人、十勝管内182人、オホーツク管内151人、釧路管内100人、空知管内96人、後志管内53人、上川管内47人、渡島管内45人、根室管内34人、日高管内26人、桧山管内17人、道外8人、宗谷管内7人、留萌管内2人。
新規クラスター(感染者集団)の発生はなかった。既存クラスターでは、伊達市の介護老人保健施設で3人増の計41人に感染が拡大した。
札幌市は1503人(再陽性16人含む)の感染を確認。旭川市は221人、函館市は77人、小樽市は52人の感染を発表した。
道内で治療を終えて回復したのは24万5246人。21日現在の患者数は2万2308人となり、重症は前日から1人増えて8人。20日時点の入院患者の病床利用数は前日から23床減の317床となり、病床使用率は14・9%に下降した。