道と札幌市などは5日、新型コロナウイルスの感染者を新たに1589人確認し、3人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数としては4日連続2000人を下回ったが、前週の同じ曜日を4日連続で上回った。このうち984人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ23万2048人(実人数23万293人)となった。
死亡を確認したのは、札幌市が2人(いずれも90代女性)、函館市が1人(年代・性別非公表)。道内の死者は累計で1940人となった。
道は701人の感染を確認。内訳は胆振管内58人のほか、石狩管内131人、十勝管内108人、空知管内97人、渡島管内90人、オホーツク管内66人、釧路管内54人、上川管内45人、日高管内20人、道外10人、宗谷管内9人、後志管内7人、根室、桧山両管内各3人。
渡島管内の医療機関(患者ら34人感染)と釧路管内の認知症グループホーム(入居者ら7人感染)で、新たなクラスター(感染者集団)が発生した。
札幌市は644人(再陽性5人含む)の感染を発表。
旭川市は130人、函館市は85人、小樽市は29人の感染を確認した。
道内で治療を終えて回復したのは21万1632人。5日現在の患者数は1万8476人となり、重症は前日から1人増えて5人。4日時点の入院患者の病床利用数は前日から6床増の348床となり、病床使用率は16・3%へ上昇した。