道と札幌市などは4日、新型コロナウイルスの感染者を新たに1577人確認したと発表した。日別の新規感染者数としては2000人を3日連続下回ったものの、前週の同じ曜日を3日連続で上回った。このうち951人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ23万459人(実人数22万8710人)となり、23万人を超えた。
死亡の確認は2日ぶりになかった。道内の死者は累計で1937人。
道は801人の感染を確認。内訳は胆振管内155人のほか、十勝管内190人、石狩管内147人、釧路管内87人、渡島管内59人、空知管内53人、オホーツク管内29人、日高管内27人、後志、上川両管内各24人、道外4人、根室管内2人。
空知管内栗山町の日本赤十字社栗山赤十字病院や石狩管内の障害者支援施設でクラスター(感染者集団)が発生した。
札幌市は641人(再陽性6人含む)の感染を確認。特別養護老人ホーム、有料老人ホーム、別の有料老人ホームでクラスターとなった。函館市は63人の感染を確認。市役所と保育所、幼稚園の3カ所でクラスターとなった。旭川市は67人、小樽市は5人の感染を確認した。
道内で治療を終えて回復したのは21万56人。4日現在の患者数は前日から312人増えて1万8466人となり、重症は4人。3日時点の入院患者の病床利用数は前日から1床増の342床で、病床使用率は16・0%となっている。