道と札幌市は1日、新型コロナウイルスの感染者を新たに2033人確認し、3人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数が2000人を上回るのは2日連続で、前週の同じ曜日を5日ぶりに下回った。このうち1308人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ22万5052人(実人数22万3336人)となった。
死亡を確認したのは、道が居住地非公表の2人、函館市が1人。道内の死者は累計1935人となった。
道は911人の感染を確認。内訳は胆振管内174人のほか、石狩管内187人、十勝管内151人、釧路管内93人、空知管内79人、渡島管内68人、オホーツク管内41人、上川管内39人、後志管内31人、日高管内26人、宗谷管内10人、道外7人、根室管内3人、桧山管内2人。既存クラスター(感染者集団)では、室蘭市の有料老人ホームで2人増の計26人に拡大した。
札幌市は885人(再陽性7人含む)、旭川市は145人、函館市は59人、小樽市は33人の感染を確認した。
道内で治療を終えて回復したのは20万5954人。1日現在の患者数は1万7163人となり、重症は前日から1人減って3人。3月31日時点の入院患者の病床利用数は前日から7床増の330床となり、病床使用率は15・5%に上昇した。