栃木日光アイスバックスは30日、苫小牧市出身のDF伊藤剛史(29)の現役引退を発表した。
伊藤は駒大苫小牧高―中央大を経て2015年に日光へ入団。身長170センチと小柄ながら、体を張った守りと豊富な運動量を武器に7季にわたってチームを支えた。
最後となった21~22シーズンのジャパンカップは副主将を担い、前・後期合わせて22試合に出場して2得点18アシストと攻撃面でも活躍を見せた。
伊藤はチーム広報を通じて「ふがいない成績だったときも変わらず応援し続けてくれたファンやスポンサーがいたからこそ、ここまで頑張ることができた。アイスバックスで経験したことは素晴らしい財産」と談話を出した。
チームは22~23シーズンのホーム開幕節で伊藤の引退セレモニーを実施する予定という。