道と札幌市などは29日、新型コロナウイルスの感染者を新たに1367人確認し、5人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数が2000人を下回るのは4日連続だが、前週の同じ曜日を2日連続で上回った。828人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ21万8934人(実人数21万7263人)となった。
死亡を確認したのは、道が居住地非公表の2人、札幌市が2人、小樽市が1人。道内の死者は累計1924人となった。
道は545人の感染を確認。内訳は胆振管内67人のほか、石狩管内138人、空知管内68人、十勝管内65人、日高管内42人、渡島管内40人、オホーツク管内33人、釧路管内32人、上川管内24人、後志管内13人、宗谷管内12人、道外5人、根室、留萌両管内各3人。
札幌市は572人(再陽性4人含む)、旭川市は151人、函館市は73人、小樽市は26人の感染を確認。
新たなクラスター(感染者集団)が室蘭市の有料老人ホーム、函館市内の中学校と市立函館病院で発生した。
道内で治療を終えて回復したのは20万1241人。29日現在の患者数は1万5769人となり、重症は4人。28日時点の入院患者の病床利用数は前日から1床減の344床で、病床使用率は16・1%となっている。