道と札幌市などは16日、新型コロナウイルスの感染者を新たに1933人確認し、5人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数が2000人を下回るのは6日連続。このうち1277人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ19万9223人(実人数19万7722人)となった。
死亡を確認したのは、道が居住地非公表の2人、札幌市が3人。道内の死者は累計1883人となった。
道は664人の感染を確認。内訳は胆振管内127人のほか、石狩管内195人、十勝管内106人、上川管内74人、空知管内43人、釧路管内37人、後志管内24人、オホーツク管内20人、渡島管内16人、道外6人、留萌、宗谷、根室3管内各4人、日高、桧山両管内各2人。新たなクラスター(感染者集団)が空知管内の障がい者支援施設(6人感染)で発生した。
札幌市は979人(再陽性26人含む)の感染を確認。新規クラスターの発生はなかった。
旭川市は132人の感染を確認。旭川厚生病院(6人感染)でクラスターとなった。
函館市は83人、小樽市は75人の感染を確認した。
道内で治療を終えて回復したのは17万9807人。16日現在の患者数は1万7533人で、重症は4人。15日時点の入院患者の病床利用数は前日から22床減の539床となり、病床使用率は25・8%に下降した。