減少傾向も「下がり緩やか」 家庭内の対策見直しを 胆振振興局コロナ対策会議

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  • 2022年3月8日
胆振総合振興局で開かれたコロナ対策の地方本部員会議
胆振総合振興局で開かれたコロナ対策の地方本部員会議

 胆振総合振興局は7日、新型コロナウイルス感染症対策地方本部員会議を開き、6日現在の管内感染状況を公表した。週別新規感染者数は3週連続で前週を下回り、全道とほぼ同様の減少傾向となっている。ただ、依然として昨年の「第4波」「第5波」を上回る厳しい状況で、同振興局は「減少のスピードが増加と比べて遅い。基本の感染防止行動の徹底を」と求めている。

 管内の週別感染者数は、2月7~13日の1475人をピークに、同14~20日が1234人、同21~27日が854人、同28日~3月6日が707人と3週連続で減少。苫小牧市も同様の傾向で、道が毎週月曜に公表する市町村別感染者数で2月6~12日の1170人をピークに、同13~19日が881人、同20~26日が567人、同27日~3月5日が470人と、3週連続で前週実績を下回った。

 苫小牧保健所の柴田みゆき次長は「感染者数は少なくなっているが、ここ1週間は下がり具合が緩やか」と指摘し、「医療機関や福祉施設でクラスター(感染者集団)も発生している。大変、憂慮される状況」と強調。感染者の年代別内訳について「1月からずっと10代以下が大変多い状況で、その親の30、40代が感染している」と説明し、「家庭内の感染対策をいま一度見直して」と訴えた。

 胆振管内では感染者数の増加に伴い、重症化リスクの高い高齢者の感染も増加。医療機関や福祉施設のクラスターは、1月が6件314人、2月が16件538人、3月が6日現在2件24人。月別感染者数は、2月に過去最多の4777人を記録し、3月も6日現在576人と、わずか1週間で早くも「第5波」ピークの昨年8月を上回る。

 札幌市を除く道央圏の病床使用率は48・4%で、全道平均38・1%を10・3ポイント上回る。人口10万人当たり療養者数も521・7人で、全道平均416・5人を100人余り上回っている。谷内浩史振興局長は「管内では連日100人前後の感染者が出ている。まん延防止等重点措置の延長が決まり、引き続き感染防止行動の徹底を図る」と力を込めた。

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