道と札幌市などは2日、新型コロナウイルスの感染者を新たに2232人確認し、8人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数が2000人を上回るのは3日ぶり。このうち1393人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ17万6245人(実人数17万4886人)となった。
死亡を確認したのは、道が3人、札幌市が4人、函館市が1人。道内の死者は累計で1780人となった。
道は740人の感染を確認。内訳は胆振管内85人のほか、石狩管内168人、十勝管内148人、釧路管内90人、空知管内84人、上川管内46人、渡島管内36人、オホーツク管内35人、後志管内18人、日高管内12人、根室管内8人、宗谷管内4人、桧山管内と道外各3人。
苫小牧市の介護老人保健施設で新たなクラスター(感染者集団)が発生し、60~70代の5人(利用者3人、職員2人)の陽性が判明。既存クラスターでは、同市内の医療機関で計101人、介護老人保健施設で計61人に感染が拡大した。
札幌市は1190人(再陽性12人含む)、旭川市は125人、函館市は109人、小樽市は68人の感染を確認した。
道内で治療を終えて回復したのは15万1323人。2日現在の患者数は2万3142人となり、重症は前日から1人増の6人。1日時点の入院患者の病床利用数は前日から38床減って783床となり、病床使用率は37・7%となっている。