道と札幌市などは20日、新型コロナウイルスの感染者を新たに2334人確認し、11人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数が2000人を上回るのは26日連続。前週の同じ曜日を9日連続で下回ったものの依然、高水準で推移している。
このうち1491人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ15万5090人(実人数15万3836人)となった。死亡を確認したのは、道が居住地非公表の8人(70代男性、80代男性4人、90代男性、年代・性別非公表2人)、札幌市が3人(70代男性、80代男性2人)。道内の死者は累計で1670人となった。
道は825人の感染を確認。内訳は胆振管内128人のほか、石狩管内271人、十勝管内122人、釧路管内72人、空知管内46人、上川管内42人、渡島管内41人、オホーツク管内37人、後志管内17人、宗谷管内13人、日高管内12人、道外10人、根室管内9人、留萌管内3人、桧山管内2人。
石狩管内の有料老人ホームで新たなクラスター(感染者集団)が発生し、入居者ら5人の陽性が判明。既存クラスターでは、苫小牧市の介護老人保健施設で計38人に感染が拡大した。
札幌市は1231人(再陽性5人含む)、旭川市は98人、小樽市は76人、函館市は104人の感染を確認した。
道内で治療を終えて回復したのは12万5610人。19日現在の患者数は2万7810人で、重症は8人。18日時点の入院患者の病床利用数は791床となり、病床使用率は38・3%。
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道などは19日、新型コロナウイルスの感染者を新たに2797人確認し、9人が死亡したと発表した。このうち1744人の感染経路が不明。
死亡を確認したのは道が居住地非公表の3人(70代男性、90代女性2人)、札幌市が5人(80代男性2人、90代男女3人)、函館市が1人(年代・性別非公表)。
道は1013人の感染を確認。内訳は胆振管内203人のほか、石狩管内262人、十勝管内124人、空知管内100人、釧路管内69人、渡島管内67人、上川管内55人、後志管内35人、オホーツク管内32人、日高管内29人、宗谷管内9人、留萌、根室両管内と道外各8人、桧山管内4人。
札幌市は1531人(再陽性11人含む)、旭川市は96人、小樽市は53人、函館市は104人の感染を確認した。