道と札幌市などは18日、新型コロナウイルスの感染者を新たに2656人確認し、7人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数が3000人を下回るのは2日ぶりで、2000人を上回るのは24日連続。このうち1643人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ14万9959人(実人数14万8725人)となった。
死亡を確認したのは、道が居住地非公表の2人(80代女性と90代女性)、札幌市が2人(80代男性と90代男性)、函館市が2人(年代・性別非公表)、小樽市が1人(性別非公表の70代)。道内の死者は累計で1650人となった。
道は978人の感染を確認。内訳は胆振管内182人のほか、石狩管内220人、十勝管内159人、渡島管内119人、釧路管内71人、空知管内62人、上川管内46人、後志管内43人、オホーツク管内24人、日高管内18人、根室管内13人、宗谷管内7人、道外6人、桧山、留萌両管内各4人。
新たなクラスター(感染者集団)は▽石狩管内のグループホームで入居者ら7人▽渡島管内八雲町の介護保険事業所で利用者ら19人▽帯広市のJA厚生連帯広厚生病院で職員8人。
札幌市は1338人(再陽性10人含む)、函館市は163人、旭川市は122人、小樽市は55人の感染を確認した。
道内で治療を終えて回復したのは11万9266人。18日現在の患者数は2万9043人となり、重症は8人。17日時点の入院患者の病床利用数は818床となり、病床使用率は39・6%に上昇した。