来月4日に開幕する北京冬季五輪の女子アイスホッケー日本代表「スマイルジャパン」に選ばれた志賀紅音(20)=トヨタシグナス=の壮行会が19日、新型コロナウイルス感染防止のためオンラインで開かれ、志賀が在籍している北海道文教大学の渡部俊弘学長らの激励を受けた。
同大の主催。壮行会では渡部学長が「学校の誇り。思い切りの良さを生かして世界に感動を与えるプレーを」とエールを送った。続いて来賓の原田裕恵庭市長が「メダルを目指して思う存分暴れてほしい。活躍に期待している」と激励した。
志賀は「4年前の平昌五輪出場を逃した悔しさをきっかけに、自分を奮い立たせた。夢の舞台に立てることに感謝している。貪欲にゴールを狙い、チームの勝利に貢献したい」と意気込みを語った。
帯広市出身の志賀は、小学1年からアイスホッケーを始め、中学3年で初めて日本代表に選ばれた。2021年の世界選手権ではチーム最多の4得点を挙げるなど、北京でも得点源として注目されている。
同大から五輪選手が選ばれたのは、今回の北京にも選ばれている米山知奈(30)=道路建設ペリグリン=や高涼風(25)=同=に続き3人目。