道などは11日、新型コロナウイルスの感染者を新たに117人確認し、1人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数が100人を上回るのは4日連続。このうち30人の感染経路が不明。新変異株「オミクロン株」の感染を新たに31人(道29人、旭川、函館市各1人)確認し、道内の累計は48人となった。
死亡したのは旭川市の70代女性。道内の死者は累計で1477人となった。
道は51人の感染を確認。内訳は石狩管内27人、胆振管内8人、空知管内6人、道外4人、留萌管内2人、後志、日高、オホーツク、釧路4管内各1人。空知管内の飲食店で新たなクラスター(感染者集団)が発生し、利用客ら5人の陽性が判明した。
旭川市は5人の感染を確認。旭川高砂台病院でクラスターが発生し、9人(入院患者6人、職員3人)の陽性が判明した。
札幌市は60人(再陽性2人含む)、函館市は1人の感染を確認した。
道内の感染者は延べ6万2250人(実人数6万2042人)となった。治療を終えて回復したのは6万48人。11日現在の患者数は前日から93人増えて725人となり、重症はゼロ。10日時点の入院患者の病床利用数は、前日から5床増の157床となっている。