道と札幌市などは21日、新型コロナウイルスの感染者を新たに15人確認したと発表した。日別の新規感染者数が10人を上回るのは4日連続。このうち7人の感染経路が不明。苫小牧市内の工場内設備設置工事現場で新たなクラスター(感染者集団)が発生し、工事に従事している複数事業所の従業員8人の陽性が判明した。
道内の感染者は延べ6万1280人(実人数6万1082人)。死亡の確認は10日連続でなかった。道内の死者は累計1474人。
道は4人の感染を確認。内訳は道外2人、石狩、胆振両管内各1人。
札幌市は7人の感染を確認。既存クラスターでは、医療機関で新たに患者と職員3人の陽性が判明し、計18人に感染が拡大した。
旭川市は4人の感染を確認した。
道内で治療を終えて回復したのは5万9722人。21日現在の患者数は前日から1人増の84人で、重症はゼロ。20日時点の入院患者の病床利用数は、前日と同数の29床となっている。