≪61≫新明町町内会 全力で会員に還元

  • 回覧板, 特集
  • 2021年12月22日
太鼓で祭りを盛り上げる子どもたち=2018年8月(提供)

  今年で創立50周年の節目を迎えた新明町町内会。新型コロナ禍で大々的な行事は断念せざるを得なかったが、会員への還元に全力を注いでいる。

   例年8月に開催する盆踊りでは、小中学生が太鼓の演奏を披露し、大人は仮装大会に精を出す。冨岡隆会長は「苫小牧から引っ越した人も、盆踊り目当てに帰ってくる」と語る恒例行事だ。

   今年はイベントが中止になった代わりに、8月は小中学生を対象に焼き鳥と飲み物、町内で使える商品券を配布。9月は敬老会対象者へ紅白まんじゅうと商品券、米を自宅に配達した。現在は町内で1人暮らしをしている高齢者へ「来年も元気で会おう」などと書かれた絵はがきを添えて商品券を配布している。

   今年は道路整備や注意看板の設置にも取り組み「安心できる町をつくりたい」と意気込んだ。

   ■次回(29日)はあやめ町内会です。

  メ モ

  ▽1972年12月設立

  ▽加入世帯数486世帯(4月末現在)

   加入率43・5%

  ▽冨岡隆会長

過去30日間の紙面が閲覧可能です。