恵庭市花苗生産組合(山口展正組合長)は25、26の両日、同市西島松のサン・ガーデンでパンジーとビオラの花苗合わせて30種を格安で販売する。
25日に予定していた恵庭市花いっぱい文化協会主催のイベントが新型コロナウイルスの緊急事態宣言のため中止となったが、同市や近隣の愛好家からの要望もあり、パンジーとビオラの秋植えの普及を目指す同組合が開催を決めた。販売を2日間に分散し、開催時間も延ばして混雑緩和を図る。午前9時から午後5時まで。
北海道では春の花苗として親しまれているパンジー、ビオラだが、寒さに強く関東圏では秋植えが定着しているという。「これから植えると降雪まで楽しめ、越冬して春にも花を咲かせる」と山口組合長。コロナ禍の影響で花苗需要は2年連続で増加しているといい「おうち時間は庭で花作りを」と呼び掛けている。