道と札幌市などは15日、新型コロナウイルスの感染者を新たに110人確認し、1人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数が100人を上回るのは3日ぶり。このうち54人の感染経路が不明。道内の死者は累計で1464人、感染者は延べ5万9394人(実人数5万9213人)となった。
死亡を確認したのは、札幌市の1人(90代男性)。
道は18人の感染を確認。内訳は、石狩、渡島両管内各4人、空知、十勝、釧路3管内各3人、留萌管内1人。胆振管内の感染確認はなかった。
札幌市は66人の感染を確認。人材サービス事業所で新たなクラスター(感染者集団)が発生し、従業員6人の陽性が判明した。
小樽市は4人の感染を確認。市立山の手小学校でクラスターが発生し、児童5人の感染が分かった。
函館市は14人、旭川市は8人の感染を確認した。
道内で治療を終えて回復したのは5万6527人。15日現在の患者数は1403人で、重症は前日から5人減の21人。14日時点の入院患者の病床利用数は、前日から105床減って526床となっている。