道と札幌市などは6日、新型コロナウイルスの感染者を新たに123人確認し、1人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数が200人を下回るのは7月27日(138人)以来、41日ぶり。このうち40人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ5万8288人(実人数5万8110人)となった。
死亡を確認したのは、札幌市の1人(80代男性)。
道は23人の感染を確認。内訳は、胆振管内3人のほか、釧路管内5人、石狩管内3人、空知、上川、十勝、根室4管内各2人、日高、渡島、宗谷、オホーツク4管内各1人。
札幌市は78人(再陽性1人)の感染を確認。クラスター(感染者集団)は▽コールセンター(従業員12人)▽別のコールセンター(従業員10人)▽認可保育施設(園児ら29人)―の計3件発生した。旭川市は11人の感染を確認。保育施設でクラスターが発生し、職員ら5人の陽性が判明した。函館市は9人、小樽市は2人の感染を確認した。
道内で治療を終えて回復したのは5万3565人。6日現在の患者数は3266人で、重症は前日から1人増えて27人。5日時点の入院患者の病床利用数は、前日から42床増の829床となっている。