2019年8月に来日し、苫小牧市内の小中学校で指導している。
苫小牧の印象は「人々がとても友好的。温かく迎え入れてもらい、学校でも楽しんで英語を教えている」と語る。着任して間もなく新型コロナウイルスが流行してステイホームが求められたため、まだあまり街の中を歩いていないという。
理想の授業は「ひたすら英語で会話する授業」。「子どもたちは間違いを恐れて英語を話すことを恥ずかしがってしまう。僕も日本語が分からないから気持ちは分かるが、心配せずに話してほしい」と呼び掛ける。
子どもたちに望むことは、異文化を理解する経験をすること。「海外旅行や留学をして、自分自身が『外国人』になる経験をしてほしい」という。「異文化を知れば知るほど見識が広がるので、海外のことをじかに知ってほしい」と力を込めた。
ニュージーランドのクライストチャーチ市出身。絵を描くのが趣味。担当校は啓明中、泉野小。