道と札幌市などは9日、新型コロナウイルスの感染者を新たに310人確認したと発表した。日別の新規感染者数が300人を上回るのは3日連続。このうち132人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ4万7075人(実人数4万6951人)となった。
死亡の確認は2日連続でなかった。道内の死者は累計で1428人。
道は69人の感染を確認。内訳は、胆振管内5人のほか、石狩管内21人、空知管内10人、十勝管内8人、渡島管内と道外各7人、宗谷、オホーツク両管内各3人、根室管内2人、日高、上川、釧路3管内各1人。既存クラスター(感染者集団)では、渡島管内七飯町の福祉施設で1人増の計9人に感染が拡大した。
札幌市は230人(再陽性1人含む)の感染を確認。既存クラスターでは、4日発表のコールセンターで4人増の計37人に拡大した。
函館市は6人、小樽市は4人、旭川市は1人の感染を確認した。
また、道と札幌市などは、デルタ株(インド由来の変異株)疑いの感染者を新たに84人確認したと発表。道内のデルタ株疑いの陽性者は、累計で1768人となった。
道内で治療を終えて回復したのは4万2721人。9日現在の患者数は前日から135人増えて2926人となり、重症は15人。8日時点の入院患者の病床利用数は、前日から5床増の572床となっている。