道と札幌市などは23日、新型コロナウイルスの感染者を新たに79人確認し、3人が死亡したと発表した。日別の新規感染者が100人を下回るのは4日ぶりだが、20日連続で前の週の同じ曜日を上回った。このうち37人の感染経路が不明。道内の死者は累計で1422人、感染者は延べ4万2897人(実人数4万2794人)となった。
死亡を確認したのは、道が居住地非公表の2人(60代女性と70代男性)、旭川市が1人(年代・性別非公表)。
道は28人の感染を確認。内訳は、胆振管内6人のほか、オホーツク管内12人、石狩管内7人、空知、渡島両管内と道外各1人。
札幌市は50人、旭川市は1人の感染を確認した。
また、札幌市と旭川市は、デルタ株(インド由来の変異株)疑いの感染者を新たに27人確認したと発表。道内のデルタ株疑いの陽性者は計306人となった。
道内で治療を終えて回復したのは4万475人。23日現在の患者数は1000人で、重症は前日から2人減って6人。22日時点の入院患者の病床利用数は、前日から21床増の302床となっている。