道と札幌市などは15日、新型コロナウイルスの感染者を新たに85人確認し、2人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数が80人を上回るのは6月16日(88人)以来、約1カ月ぶり。このうち48人の感染経路が不明。道内の死者は累計で1415人、感染者は延べ4万2095人(実人数4万1994人)となった。
死亡したのは、道発表の居住地非公表の2人(70代女性と年代・性別非公表)。
道は19人の感染を確認。内訳は、胆振管内2人のほか、オホーツク管内7人、十勝管内4人、石狩管内3人、日高、空知、宗谷3管内各1人。
札幌市は64人(再陽性1人含む)の感染を確認。市立保育所で新たなクラスター(感染者集団)が発生し、13人(園児12人、職員1人)の陽性が判明した。
旭川、小樽両市は各1人の感染を確認した。
また、道と札幌市は、デルタ株(インド由来の変異株)の感染疑いを新たに12人確認したと発表。これで道内のデルタ株疑いの陽性者は計99人(うち12人が確定済み)となった。
道内で治療を終えて回復したのは4万14人。15日現在の患者数は666人で、重症は前日から1人減って10人。14日時点の入院患者の病床利用数は、前日から12床減の277床となっている。