道と札幌市などは14日、新型コロナウイルスの感染者を新たに75人確認したと発表した。このうち39人の感染経路が不明。日別の死者は2日ぶりにゼロだった。道内の感染者は延べ4万2010人(実人数は4万1910人)となった。
道は13人の感染を確認。内訳は、胆振管内4人のほか、上川、十勝2管内各3人、石狩管内2人、オホーツク管内1人。
札幌市は57人の感染を確認。市内で新たなクラスター(感染者集団)が2件発生し、携帯電話販売店で20~30代の従業員5人、美容店で20~30代の従業員5人の陽性が判明した。
旭川市は2人、函館市は3人の感染を確認した。
道と札幌、旭川、函館市は、デルタ株(インド由来の変異株)疑いの感染者を新たに17人確認したと発表。これで道内のデルタ株疑いの陽性者は累計87人となった。
道内で治療を終えて回復したのは3万9961人。14日現在の感染者は15人増の636人。重症者は前日と同じ11人。13日時点の入院患者の病床利用数は、前日から14床減の289床となっている。