≪28≫ 光洋町町内会 津波に備え避難訓練

  • 回覧板, 特集
  • 2021年4月14日
避難訓練後の出前講座を受講する地域住民(提供)=2019年8月

  苫小牧川(旧有珠川)西側の鉄南地区にあった旧糸井第一町内会が前身。

   発足当初から婦人部が中心となって活動の輪を広げ、七つの部会を運営している。海岸に近い地域であることから、2011年の東日本大震災を教訓に、光洋中と苫小牧中央高の協力の下、津波避難訓練を実施している。

   避難訓練後は、市危機管理室の職員を講師に迎えた出前講座を受講する。訓練の重要性を学ぶとともに、備蓄食糧のアルファ米を使ったまぜご飯を作るなどして被災時の状況を想定し、防災意識を高める大切さをかみしめている。

   2020年度は新型コロナウイルスの世界的な流行を受けて、地域行事の中止を余儀なくされた。少しでも交流の場を確保したい―と密防止や消毒、人数の縮小などに配慮しながら、サークルやサロンなどを開催している。

   ■次回(21日)は北光町町内会です。

  メモ

  ▽1976年8月創立

  ▽加入世帯数495世帯(3月末現在)

   加入率52・3%

  ▽都築秀男会長

過去30日間の紙面が閲覧可能です。