≪21≫第八区自治会 地域活動を次世代へ

  • 回覧板, 特集
  • 2021年2月24日
多くの子どもたちが参加した盆踊り=2019年8月

  苫小牧市木場町、緑町1丁目、2丁目、春日町の一部と対象地域が広い。隅々まで目が行き届くよう、各ブロックからそれぞれ4人の副会長を選出し、地域活動につなげている。福祉、青少年の健全育成、交通安全―の三つを主な目標に掲げ、活動を進める。

   地域にある小、中学校は各1校。子どもたちの仲の良い姿をよく見掛けるといい、昨年はコロナ禍で中止となったものの37年続く毎年恒例の「ふるさとまつり」や盆踊り、子ども会のバス旅行、餅つき大会などにも多くの参加が見られる。

   2019年に70周年を迎えた同自治会。長年にわたり紡いできた地域の歴史を、活動を通して子どもたちに伝えることで、育った地域に愛着を感じてもらいたいと願う。さらに、次の世代へと歴史がつながっていくよう、子どもたちを見守り続ける。

   JR苫小牧駅に近い立地から集合住宅が建ち並び、自治会への加入が進まない課題を抱える。活動PRのため「自治会便り」には、同会のフェイスブック画面につながるQRコードを貼り付けている。「今後は集合住宅への加入促進活動にも力を入れていきたい」と話す。

   ■次回(3月3日)は拓勇東町内会です

  メ モ

  ▽1949年1月設立

  ▽加入世帯数1009世帯(昨年5月現 在)、加入率35・4%

  ▽平田栄美子会長

過去30日間の紙面が閲覧可能です。