鈴木豪院長(37)は日本大学歯学部を卒業後、10年ほど東京都内や千葉県内の歯科医院に勤務。2年前に故郷の白老町に戻り、妻の美香副院長(37)と二人三脚で地域歯科医療の最前線に立っている。日々の診療で心掛けているのは「患者の思いをサポートすること」で、一人一人の価値観や生活背景、要望にしっかりと向き合いながら治療方針を立てているという。
診療環境にも配慮している。不安になりがちな患者の気持ちを考え、院内の雰囲気を工夫。「小さな町だからこそプライバシーはしっかり守りたい」と3室の診療エリアはすべて個室にした。このうち1室は子どもが楽しめるようにと、天井にテレビを設置。さらに高齢者や赤ちゃん連れなど患者の利便性を考え、外靴のまま受診できる環境も取り入れている。
「気軽に立ち寄ってもらえる身近な場所にしたい。いろんな意味で歯医者っぽくない歯医者を目指しています」と笑顔で語る。訪問診療にも対応しているが、現在は新型コロナの感染拡大を踏まえて一時休止中。「感染が収束したら再開したい。ゆくゆくは町民を招いて親子教室も開きたいですね」と話している。
住 所…白老町本町1の12の31
電 話…0144(85)5000
診療時間…月曜・木曜
午前9時~午後7時
(午後0時半から2時までは昼休み)、
火曜・金曜
午前9時~午後6時(同)、
水曜・土曜
午前9時~午後0時半
日祝日は休み
※完全予約制