≪18≫ 幸町町内会 被災時の準備徹底

  • 回覧板, 特集
  • 2021年2月3日
年に1度、総合福祉会館で行われる交流会

  

   地域の世帯数が約330世帯という小規模な町内会の特性を生かし、一人暮らしの高齢世帯の名簿を作成。災害が発生した場合の避難の段取り、引率者などについて役割分担を徹底している他、緊急連絡先や通院先、血液型なども把握する。

   会長、副会長をはじめ役員は女性が大多数で、婦人部の活動が盛ん。ミニコンサートなどを行うお楽しみ会や研修旅行を主催する。

   年に1度、敬老会の代わりに子どもから高齢者まで参加できる交流会を開催しているが、中間層の住民が少なく、高齢化による役員の減少で、現在は役職を兼務している会員もいる。

   近年、町内に新築住宅が建ち始め、地方や他都市から若年層の流入が多くなってきているという。「新型コロナウイルスが落ち着いたら、入会へ向けた声掛けを積極的にしていきたい」と期待を込める。

  メモ

  ▽1953年設立

  ▽加入世帯132世帯(昨年12月現在)。 加入率40・5%

  ▽八島恵利子会長

   ■次回(10日)は青雲町内会です。

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