≪11≫錦西町内会 「地域を守る」意識高く

  • 回覧板, 特集
  • 2020年12月16日
敬老会を楽しむ参加者

  住民同士の仲の良さから「ご近所トラブル」もほとんど起きない町内会。集合住宅が少なく、町内会加入率も高い数字を誇る。一方、高齢者も多く住んでいるため、災害など緊急時の対策に余念が無い。

   毎年行われる避難訓練には100人以上が参加するものの、体が不自由な住民も多い。町内会独自の「要支援者名簿」を作成し、災害時の救助・避難を円滑に行えるよう体制を敷いている。役員の連携を確認する勉強会なども必要に応じて開催し、「地域を守る」ことへの思いはどの町内会よりも強い。

   月に1度、豆からひいたこだわりのコーヒーなどを味わう「ふれあい錦西カフェ」や、山形出身の住民が振る舞う本場の芋煮会は住民からも人気。婦人部ではハロウィーンや年末のお楽しみ会を開催、お菓子の配布など子どもたちが喜ぶイベントも行っている。

   ■次回(23日)は川沿町町内会です。

  メ モ

  ▽1983年4月設立

  ▽加入世帯数323世帯(11月末現在)

   加入率約91・2%

  ▽細川剛慶会長

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